皆様、おはこんばんちは!ノミヤです!!
以前出かけたリサイクルショップでジャンク品(組み立て済み)のプラモ販売コーナーがありました!
そこで30MMのレヴェルノヴァ&ガルドノヴァを発見し、購入しました✨
そのままでもめっちゃカッコいいのですが、何か足りないんですよね・・・!
そう!「汚れ」です!!
「何言ってんだ、コイツ?」と思った方もいるでしょう!ですが、戦地で戦闘を重ねた機体がこんなに綺麗なわけありません!気候や土地、敵からの攻撃できっと(?)その身には無数の傷があることでしょう・・・!
・・・・・w
我ながら、ものすごく雑な導入ですがご勘弁をw
「でも「汚れた表現」ってどうすればいいの?難しいんじゃないの?」そう思ったモデラーさん、ご安心ください!今回紹介するこのツールさえあれば、手軽に汚し塗装を楽しむことが出来ます(^^♪
それがこちら!リアルタッチマーカーシリーズです!
この記事ではリアルタッチマーカーの使い方や可能な表現を実際の作品で試しながら紹介していきます✨(∩´∀`)∩✨
目次(content)
リアルタッチマーカーって何?
リアルタッチマーカーとは・・・!
リアルタッチマーカーとは汚れやぼかし塗装を表現することが出来る水性のプラモデル用塗料です!
ペン型をしており、太さを選択できることで様々なシーンで活躍してくれます!
いろいろなカラーが発売されており、リアルタッチマーカーとぼかしペンの2種類に分類されます!
単品販売もありますが、セットで買えば様々な製作シーンで重宝するかと思います✨
保管する際には寝かせた状態で行うようにしましょう!ペンなのでついつい立ててしまいそうになりますが、そこはグッと我慢ですw
リアルタッチマーカーの使い方
リアルタッチマーカーの基本的な使い方を紹介していきます!
本番前にジャンクパーツを使って試用&説明していきます!
マーカーを適量パーツに塗り、お好みの加減拭き取って使用します!拭き取り具合によって見た目が変わりますので、汚したいレベルに応じて調整すると良いでしょう!
拭き取る際にはパーツを組み上げた時の重力方向に拭くとより自然な汚し塗装になります(^^♪例えばアーマーパーツなら上から下へ、斜面のある装甲なら液体の流れる方向へといった感じです!
重力方向とは異なる方向へ拭き取ると、組み上げた際に「この汚れはなんでこの向きに流れてるんだ?」と違和感が出るので注意しましょう!「この汚れはどう付いたのか」を考えながら随時調整するとそういった問題は防げます(‘◇’)ゞ
拭き取りにはメラミンスポンジや綿棒がオススメです✨私の場合、広い範囲にはメラミンスポンジ、狭い範囲や奥まった部分には綿棒と使い分けていますよ(^^♪表現によっては指で拭ったりしてもいいかもしれません!
またリアルタッチマーカーで汚し塗装する前につや消しを吹いておくと、マーカー塗料の食いつきが良くなります!
墨入れやデカールワークなどの仕上げはつや消しを吹く前に終わらせておきましょう!汚れ塗装の上から綺麗なマーキングがあると、少し不自然に感じます・・・!
次は実践的な使用方法をステップごとに紹介していきます!
太い側を使ってウォッシング
ウォッシングとは薄めた塗料を塗り、それを拭き取ることで陰影を出す技法のことです!
通常であればウォッシング用の塗料や溶剤など複数のツールが必要ですが、リアルタッチマーカーであれば比較的簡単にウォッシングすることが出来ます✨(‘◇’)ゞ
さっそく手順を見ていきましょう!
① 機体カラーに近い色で塗る
まずつや消しを吹くまで完了したパーツを用意します!しっかりと乾燥させてから作業に入りましょう!
ここで用意するマーカーは①機体の基本色に近い色と②それよりも濃い色を準備しましょう!今回であれば機体カラーがダークイエローなので、イエロー1とブラウン1を使っていきます!
ペン先は塗る場所に応じて、細or太を使い分けましょう!
イエロー1を多めに表面に塗っていきます!その後メラミンスポンジで拭き取って汚れの付き具合を調整していきましょう✨
塗料が拭き取りづらい場合はぼかしペンで少し緩くすれば拭き取りやすくなります!
拭き取ってみるとこんな感じになります!汚れた感じがプラスされたのが分かるでしょうか・・・?溝部分にマーカー塗料が残ることでよりリアルに感じますね✨
メインカメラの周囲も同様にマーカーで塗って、拭き取っていきましょう!こういった細かな部分は綿棒を使うとやりやすいですよ(^^♪
② ①で塗ったカラーより濃いカラーでグラデーションする
続いて濃い色のマーカーでメリハリをつけていきましょう!先ほどのイエロー1よりも少ない量ブラウン1を塗ります!
同様にメラミンスポンジや綿棒で拭き取りましょう!
ここまでの過程を終えるとこんな感じになります✨
ここで濃いカラーを足すことで汚れ具合に差を出すことが出来ます!カラーが増えることで単純に情報量を増やせるのでオススメです!
最後にビフォーアフターで比較してみましょう!つや消しで終えてもカッコいいですが、リアルな汚れが加わることで戦闘した機体感がより強調されますね✨
マーカーの組み合わせで出来る汚し表現
マーカーを組み合わせて使うことで、表現に幅を持たせることが出来るようになります!組み合わせ次第でバリエーションは無数に広げられるので考えてみるのも面白そうです✨(‘ω’)
2つほど例を紹介していきましょう!
①塗装ハゲ表現
まずは塗装ハゲを演出する方法です!これを使うことで機体のダメージや傷をリアルに再現することが出来ますよ✨(‘ω’)✨
ここではグレー1、グレー2を使っていきます!ダメージを受けそうな箇所や衝突しそうな箇所に行うと良いでしょう✨
今回は敵機体が狙ってきそうなメインカメラ周りの装甲に表現を加えていこうと思います!
ペン先は細い方を使うとやりやすいと思います(^^♪
グレー2で点を打つように装甲に書き込んでいきます!一定の幅で打つのではなくランダムに打った方がリアルに仕上がります!
その後グレー1でぼかして先ほどの塗装ハゲを施した箇所に陰影をつけていきます!
これで完成です!塗膜がダメージで剥がれ、下地が見えているように仕上がります✨2ステップで表現出来るのでぜひお試しください!
②赤サビ表現
続いて赤サビを表現する方法です!装甲の端やリベット、段差に施すと年数の経った機体を表現することが出来ますよ♪
ウオッシングを施した段階から始めていきます!ちなみにつや消し直後から始めても問題ありませんので、ちょっとした改造を入れたい時にやってみてください!
この装甲パーツには中央部分に一段高くなっている箇所があります!この段差にサビ表現を入れていきます!
使うマーカーは①ブラウン1、②ぼかしペン、③オレンジ1、④グレー1です!
使うマーカーが多いですが、慣れていけば手軽に模型をリアルに出来るのでぜひやってみてくださいね✨
最初にブラウン1を点打ちしていきます!一定間隔ではなく、ランダムに打っていきましょう!
次に打ったブラウン1をぼかしペンで緩くし、綿棒で滲ませていきます!ゆっくりトントンするイメージで行うと良いと思います✨
さらにオレンジ1を加えていきます!先ほどぼかしペンで滲んだあたりを狙い、点打ちし滲ませて色に広がりを加えていきましょう!
オレンジが入ることで年数が経ったサビらしさが増しますね✨( ゚Д゚)加える量によってサビ加減が調整出来ますのでお好みでどうぞ!
最後にグレー1を点打ちして、陰影を強調していきます!これによって立体感が出ます♪
これで赤サビの表現は完成です!
仕上げ方法
納得いくまで汚し表現が入れられたら、仕上げに入っていきます!最後でミスするとショックも半端ないので、慎重にやっていきましょう・・・!
汚し表現を終えたパーツを用意します!プラスチックだったとは思えないくらいリアルになりましたね✨
仕上げには水性トップコートを吹いて仕上げます!今回はプレミアムトップコート つや消しFLATを使っていきます!
なんで「水性」なの?と思われた方もいるかと思います。答えはリアルタッチマーカーが水性だからです!
リアルタッチマーカーで汚した上からラッカー塗料のトップコートを吹くと塗面が溶けてしまう可能性があります・・・!なので水性トップコートを使用しなくてはいけないんですね(‘ω’)ノ
これにて30MM ガルドノヴァ完成です!
どうですか?かなりリアルな機体に仕上がったのではないでしょうか・・・?
リアルタッチマーカーで汚し塗装する前と比較してみるとこんな感じです✨塗装だけでなく、「汚れ」を活用することでカッコいいあなたの機体を作ることが出来るでしょう・・・!
最後に・・・!
以上、リアルタッチマーカーでの汚し塗装についての記事でした!あなたの機体をあなたの想像する戦場で活躍している姿にぜひ「汚して」塗装&改造してみてください!
今回紹介したのはあくまで一例なので、マーカーの組み合わせ次第で様々なカスタムが出来ます!
それではまた次回の記事でお会いしましょう✨ノミヤでした(@^^)/~~~
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